2012年02月27日
田中慎弥
第146回芥川賞はダブル受賞だったが、その言動から田中慎弥にスポットライトがあたっている。
月刊誌で両受賞作を読んだが、円城塔の「道化師の蝶」の方に興味がそそられた。
高校時代に熱中した、安部公房の作品を思い出させてくれたから。
とはいえ、田中作品は、極めて短い毎回読みきり小説であるが『田中慎弥の掌劇場』を、毎月1回毎日新聞で読んでいた。
毎回のストーリーの面白さから、人物像をあれこれ想像していた。ここまでインパクトを与えてくれるとは思っていなかった。
Posted by kotota at 21:34│Comments(0)