2024年06月27日
鹿児島県警不祥事
「闇はあばけるのか」
6月24日警察庁が鹿児島県警に特別監察を開始した。テレビドラマならば県警の闇が次々にあばかれ、県警本部長に手錠がかれられ一件落着となるが。
しかし、県民が一番関心を寄せている、県警本部長の「隠ぺい」については特別監察しない。なぜなら警察庁は特別監察に入る前に、県警からの報告を受け「隠ぺいはなかった」としたうえで、「枕崎の盗撮事件の捜査状況にきめ細かい確認と指示をしていない」として、すでに21日に県警本部長を「長官訓戒」にしている。つまり、警察庁にとって「隠ぺい」問題は決着済みなのだ。
ところで「長官訓戒」って何だろう。懲戒処分と違って県警本部長の履歴に「キズがつかないもの」だろう。でも「始末書」みたいなものを書かされたり、勤勉手当に影響はあったりするのかな。県内のマスコミは「長官訓戒」と報じるだけで、その具体的内容は伝えてくれない。
警察庁は「警察庁職員を県警に常駐させ、厳正な監察を実施していく」とコメントしている。しかし、透明性のある内部通報制度の確立まで踏み込むとは思えない。

6月24日警察庁が鹿児島県警に特別監察を開始した。テレビドラマならば県警の闇が次々にあばかれ、県警本部長に手錠がかれられ一件落着となるが。
しかし、県民が一番関心を寄せている、県警本部長の「隠ぺい」については特別監察しない。なぜなら警察庁は特別監察に入る前に、県警からの報告を受け「隠ぺいはなかった」としたうえで、「枕崎の盗撮事件の捜査状況にきめ細かい確認と指示をしていない」として、すでに21日に県警本部長を「長官訓戒」にしている。つまり、警察庁にとって「隠ぺい」問題は決着済みなのだ。
ところで「長官訓戒」って何だろう。懲戒処分と違って県警本部長の履歴に「キズがつかないもの」だろう。でも「始末書」みたいなものを書かされたり、勤勉手当に影響はあったりするのかな。県内のマスコミは「長官訓戒」と報じるだけで、その具体的内容は伝えてくれない。
警察庁は「警察庁職員を県警に常駐させ、厳正な監察を実施していく」とコメントしている。しかし、透明性のある内部通報制度の確立まで踏み込むとは思えない。

2024年06月26日
「蛍の名所」に取り組むスポーツ公園

雨が早朝から降っていたが、夕暮れ時には上がった。こんな日はよく飛んでいると思い、近所の丘の上にあるスポーツ公園に蛍狩りにでかけた。
敷地の奥には、整備される前の森林、草むらが残されている。そこを流れる小川から池のあたりまでの200メートル区間をゆっくり歩く。薄暗いなかで、葉に止まったり水辺の上を飛ぶ蛍火が見え始めた。ゾーンごとに十数匹ずつ光を点滅させながら乱舞していた。
この蛍は、施設の管理者がゲンジボタルの幼虫と、餌になるカワニナを6年前から放流し育てている。一昨年は三十数匹、それが倍倍と増え今年は131匹までカウントできた。ここ数年、大学の先生を講師に「観察会」も開かれている。今年は蛍の数の7倍を超える950人が参加した。
私が訪れた日は、10人ほどが鑑賞していた。飛んでいる蛍にそっと手を差し出すと、私の指先に止まってきた蛍がいた。薬指の先で淡い黄緑色を発光している。なかなか手から離れない。大きく腕を振ると、すーっと渓流の方に飛び去って行った。つかの間メルヘンな気分を味わった。
「蛍の名所」にしたいというこの公園のふもとは、近郊農業の田んぼが広がる地域だった。以前住んでいた人は「40年前は5月になると家の前の川をたくさんの蛍が飛んでいたよ」と。その後、宅地開発などで徐々に姿を消したそうだ。
雀の涙ほどの減税に「恩恵」を感じろと、給与明細に減税額の明記を義務付けた総理。初夏の風物詩を堪能できた「恩恵」に感謝し帰路に着いたが、公園管理者は環境保全に努めていると声高に叫んだりしていない。