2024年02月28日
能登地震で29年前の震災当日を思う

元日は、前の晩から泊まっていた孫と娘夫婦で過ごした。昼前から食卓を囲んだ。小、中、大の三種の杯で飲むお屠蘇(とそ)からスタート。孫には「真似だけ。少しなめるぐらいはいいか」と言いながら、年少者から順に杯を回していった。穏やかな昼下がり、お節やアルコール類などを口にしながら世間話に花を咲かせていた。しかし夕方、見ていたテレビが地震速報の特番に切り替わると、お屠蘇気分は吹き飛んだ。
能登半島地震はそれから連日、被災や支援状況が報道されている。ニュースを見ながら29年前の阪神・淡路大震災発生の1995年1月17日を思い出した。
その日は、2人の娘の学校が振替休日で、妻ら3人は朝寝坊を決め込んでいた。彼女らが起きないようにテレビも付けず静かに朝食をすませた。大阪の印刷所に出張するためバスで空港に。空港のテレビで初めて関西地方の地震を知った。しかし、搭乗した大阪(伊丹)行きの飛行機は、何のアナウンスもなく定刻どおり離陸した。テレビ映像の火災は局所的なのかと思った。今なら、乗客の安全を第一に考え欠航になっていただろう。
大阪空港は水道管に亀裂が入ったのか、水が壁面を流れ落ち通路が水浸しに。当時はスマホどころか携帯電話も普及しておらず、とにかく印刷所まで行こうと決心した。私鉄電車や高速バスはすべて運休。路面バスだけが走っていた。空港職員にバス停の場所を聞いて1㌔ほど歩いた。周りを見ながら進むと、古い民家の屋根や土壁が壊れ落ちていた。徐々に地震の激しさを実感したが、都市が壊滅していたとはまだ知らなかった。
2024年02月17日
裏金「報告書」
政治資金パーティー裏金事件を巡る、聞き取り報告書が発表された。
「秘書のせい」など言い訳のオンパレード。立法府の人間が不法行為をなぜしたかは不明のまま。
種田山頭火の「分け入っても 分け入っても 青い山」をもじれば「訳言っても 訳言っても 裏金の山」と言ったところか。

「秘書のせい」など言い訳のオンパレード。立法府の人間が不法行為をなぜしたかは不明のまま。
種田山頭火の「分け入っても 分け入っても 青い山」をもじれば「訳言っても 訳言っても 裏金の山」と言ったところか。

2024年02月15日
二階の書籍
自民党の二階俊博元幹事長が、政治資金で3年間で約3500万円分の書籍を購入したとの訂正報告書の報道を聞いて、1日に何冊本を読んでいるのかと思った。
しかし自身が寄稿した雑誌や「ヨイショ」本など、約2万8000冊を爆買いしてたことが分かった。
この本を選挙区外(?)の関係者などに配布したというが、出版元と著者を喜ばすだけで、どこが政治活動なのか。
これが本当だとすれば、3年間毎月800冊余りの本を、関係者に1冊ずつ届けに行った秘書は大変だっただろう。

しかし自身が寄稿した雑誌や「ヨイショ」本など、約2万8000冊を爆買いしてたことが分かった。
この本を選挙区外(?)の関係者などに配布したというが、出版元と著者を喜ばすだけで、どこが政治活動なのか。
これが本当だとすれば、3年間毎月800冊余りの本を、関係者に1冊ずつ届けに行った秘書は大変だっただろう。

2024年02月10日
2024年02月09日
終始不明
裏金疑惑の闇は深い。
政治資金収支報告書を訂正し、裏金問題に口を開くと思ったら。
出てきた萩生田光一議員らの訂正された収支報告書は「不明」のオンパレード。
目的、金額、日付、場所が不明。だから「収入総額」「支出総額」「翌年への繰越額」のすべてを不明と記載して逃げ切りを図ろうとしている。
収支不明どころか終始不明の報告書になっている。

政治資金収支報告書を訂正し、裏金問題に口を開くと思ったら。
出てきた萩生田光一議員らの訂正された収支報告書は「不明」のオンパレード。
目的、金額、日付、場所が不明。だから「収入総額」「支出総額」「翌年への繰越額」のすべてを不明と記載して逃げ切りを図ろうとしている。
収支不明どころか終始不明の報告書になっている。
