駐輪中のヘルメットは どこに置こう
全ての自転車利用者に4月1日からヘルメットの着用が義務づけられる。罰則のない努力義務ではあるが。13歳未満は、保護者に着用努力義務がすでに課せられている。義務化について警察庁は、自転車関連の死亡事故の約6割が頭部のダメージによること、ヘルメットなしの人の致死率は、被っていた人の約2.2倍高くなっていることなどをあげている。
妻は10年ほど前から電動アシスト自転車に乗っている。坂道の多い団地内のスーパー、コンビニの買い物に重宝している。義務化に不満顔だ。交通量の少ない団地では、ヘルメットを被った時の違和感や、視野が狭くなる方が問題と考えている。それ以上に駐輪中のヘルメットの置き場。自転車に掛けていると、盗難とかいたずらが気にかかる。といって持って店内に入ると、手荷物が増えてストレスになる。
今ではバイクやオートバイの運転にヘルメット着用は当たり前。60年ほど前は、日本でも大人たちはノーヘルで乗っていた。死亡事故も多発し「ヘルメットを被ろう」キャンペーンが始まったことを覚えている。
ローカルテレビのニュースでも取り上げられ、当時オートバイ通勤していた父親が、街頭インタビューをされた。放送前日にリハーサルが。耳当て付きのヘルメットでは、記者の声が聞きにくいと父は告げたが「ヘルメット姿を映したいので」と押し切られた。生放送のニュースは、当時は珍しかったヘルメット姿の男性を、記者が偶然見つけた感じで始まった。
今回は、ヘルメット姿で自転車に乗る高齢者へのインタビューが、毎日のように流されるかな。
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